紀伊半島 御浜町 浅間山 (210m) 2010年12月30日

所要時間 11:37 車−−11:39 車道終点−−11:48 登山道−−11:52 浅間山−−11:58 車道終点−−12:00 車

概要
 山頂南の車道終点から登る。地形図では破線は無いが南東尾根に出ると明瞭な登山道があり、南西尾根上にも道があり地元ではメジャーな山らしい。東方向に展望あり



ここから歩き始める 正面の壁が車道終点

 丸山を下山後、東隣の浅間山に向かう。谷を挟んだ反対側斜面に見えた道に入ったのだが地形図表記の浅間山南側直下まで延びた林道とは道の付き方が異なり途中でどん詰まり。道を間違えたのだった。苦労してUターンして今度は地形図と地形を照合しながら南下、目的の林道分岐を発見し、あとは道なりに進んでいく。人家が終わるとこれまた果樹園で、あとはずっと果樹園だった。道の終点手前で落石が点在する場所があり、ここでUターンして歩くことにした。

この谷を登る このまま谷を行けそうだったが
ここで右の斜面に逃げる 照葉樹林の尾根を登る

 しかし歩いてみるとその上部も果樹園が続いて道は良好、まあ、歩いても数分だから大してロスしていないが。終点の平坦地から小さな枯れた谷を登ることにする。斜面は急だし樹木が結構茂っているので、谷の方が歩きやすいのであった。このまま谷を登ろうかと思ったのだが少し高度を上げると谷が急になり登るのが難しくなり、右手の斜面に取り付いた。最初は背の低い木が茂って藪状態だったが、すぐに背の高い照葉樹林帯となって歩きやすくなった。結構な傾斜ではあるが効率的に高度を上げられる。この頃からポツポツと雨粒が落ちてきた。予報より降り始めが早く、ゴアは車に置いてきている。あまりのんびり登っていられる状況ではなくなってしまった。

尾根に出ると登山道登場 さらに登山道合流

 やがて北西−南東方向の太い尾根に乗ると明瞭な登山道があった。なんだ、浅間山はちゃんと道がある山だったんだ。ま、よそ者にとっては地形図に破線が無いのではこの結末はしょうがない。左に曲がって登山道を登ると再び太い尾根に合流、ここには標識が立っており、今来た方向は「稚子塚」、左は「寺谷公園」、そして山頂方向の右は「稲荷神社」であった。

すぐそこが山頂 浅間山山頂
浅間山から見た熊野灘

 右に上がると僅かで開けた最高点に到着、ここが浅間山山頂であった。ここは大烏帽子山のように海側に展望が開けていた。

登山道を外れて斜面を下る 尾根はこんな感じ。でも下部は籔
車道に出た。雨が本降りになる 新宮市内で見た虹

 下山は往路を辿る。下っていると徐々に本降りの雨になってきた。樹林中はマシなのだが背の低い籔状の個所は葉が濡れ始めており急いで下ったが、運悪くその途中でコケそうになった時に掴もうとした枝が棘のある樹木で、掴めればまだマシだったと思うが棘の先端が指に軽く刺さった状態で体が流れてしまい、右手の数か所に刺し傷ではなく長い切り傷ができて痛かった。車道に下ると本降りの雨となり、今日の登山は終了となった。新宮市内で買い物中に、久しぶりに虹を見ることができた。

 

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